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エネルギー消費3割削減のサーボ式加工機など2機種発売 ベンディングマシンBJシリーズ拡充

AIZは、金属部材を曲げ加工するベンディングマシン「BJシリーズ」を拡充しました。加工長さが1360mmまでの中小部材を効率的に曲げ加工できる2機種で、サーボドライブ式を採用しエネルギー消費を約3割抑制する「EBJ-1360-0.35」と、使い勝手の良い油圧ドライブ式の「BJ-ABC-1200-0.35」を発売しました。今回、中小部材用の追加により既存の油圧ドライブ式による中・大型部材用加工機3機種と合わせて5機種のラインアップになりました。

背景

AIZでは「BJシリーズ」として加圧力100t~200tの油圧ドライブ式加工機の3機種をラインアップしています。金属部材の曲げ加工では、特に中小サイズの部材において作業効率化や省エネルギー化などのニーズが高まっています。そこで中小部材の加工に最適な2機種を追加しました。

「EBJ-1360-0.35」の特徴


①電動サーボドライブでエネ消費を約3割抑制

電動サーボドライブ式を採用しました。同等性能の油圧ドライブ式加工機に比べてエネルギー消費を約3割抑制できます。また、所定の作業条件下で作業効率を約4割高められます。

②加工製品や作業床の油汚れの心配無用

油圧を使わずに完全電動式のため、油などによる汚れが付着する心配がなくクリーンに作業ができます。オイル交換の必要がないため、メンテナンス作業の負担が軽減されます。

③高精度・高効率な加工を実現

「D軸用高精度リードスクリュー」を搭載し、加工時の各曲げの精度を確保できます。「2D曲げシミュレーション機能」により、プログラミング中にプログラムされた曲げ結果をリアルタイムで確認できます。

≪主な仕様≫
加圧力:35t
加工長さ:最大1360mm
加工板厚:最大3mm
負荷電流値(200V):90A
本体サイズ:長さ1800mm×幅1750mm×高さ2480mm
本体重量:4.7t

「BJ-ABC-1200-0.35」の特徴


①使い勝手の良い油圧ドライブ式

長さ1200mmまでの中小部材を使い勝手の良い油圧ドライブ式により高精度で効率的な加工を実現します。

②微調整機能

各軸の現在値が加工の目標に一致するように目標値を微調整する機能を搭載しています。より高精度の曲げ加工が可能になります。

≪主な仕様≫
加圧力:最大35t
加工長さ:最大1200mm
加工板厚:最大3.5mm
負荷電流値(200V):8A
本体サイズ:長さ1320mm×幅1300mm×高さ1900mm
本体重量:1.8t

発研セイコー/ AIZ・広報グループ
TEL:03-3890-1733
MAIL:info@hakkenseiko.jp
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